油虫 03
同人、無修正、ロリ、コスプレ、痴漢、痴女。
みんなみんな飽きてしまいました。
だって、動かないのです。
質感がないのです。
アダルトビデオにしても一緒です。
最近はさまざまなフェチ用のビデオも充実していますけれど、所詮は二次元。
そこにリアルが感じられないのです。
もう僕には二次元のキミはいらないのです。
息をして質感があって体温や汗、湿り気のある三次元のキミが欲しいのです。
でも――。
ここで問題が一つ。
僕の姿をリアルな世界に住むキミには見せられないということです。
だってそうでしょう?
僕のような下等な存在を見て不愉快な気持ちを抱かない人がいるでしょうか。
否、いません。
誰だって僕の姿を見れば不快になるのです。
だから、キミに気づかれてはいけないのです。
僕に見られていることを知ればキミは絶対――絶対厭がるに決まっています。
リアルを手に入れたいと思っても僕には障壁があるのです。
しかし。
解決策を僕は思いついたのです。
みんなみんな飽きてしまいました。
だって、動かないのです。
質感がないのです。
アダルトビデオにしても一緒です。
最近はさまざまなフェチ用のビデオも充実していますけれど、所詮は二次元。
そこにリアルが感じられないのです。
もう僕には二次元のキミはいらないのです。
息をして質感があって体温や汗、湿り気のある三次元のキミが欲しいのです。
でも――。
ここで問題が一つ。
僕の姿をリアルな世界に住むキミには見せられないということです。
だってそうでしょう?
僕のような下等な存在を見て不愉快な気持ちを抱かない人がいるでしょうか。
否、いません。
誰だって僕の姿を見れば不快になるのです。
だから、キミに気づかれてはいけないのです。
僕に見られていることを知ればキミは絶対――絶対厭がるに決まっています。
リアルを手に入れたいと思っても僕には障壁があるのです。
しかし。
解決策を僕は思いついたのです。
油虫 02
「ころ――オラァ!」
「あ――ん。――こと――だよ!」
根が貧弱で臆病で暴力的行為にはまったく弱い僕は軽い恐慌状態です。
――どういう――ことだ?
僕は何かしましたか?
お隣さんにご迷惑をおかけするようなことは一切しておりません。
神に誓って、僕など下等な存在がそのようなことをすることはありません。
――ひぃぃ。
叫び声をあげそうになったときでした。
「――さい」
ひどく聞き取り難かったのですがそれは確かに女性の声でした。
続いてまたあの悪罵が聞こえました。
「――てんじゃねぇよ!」
どうやら男女が揉めているようです。
痴話喧嘩か何かでしょうか。
それとも、ただのサディストでしょうか。
とりあえずその怒りの矛先が僕ではないということがわかったので一安心です。
わかったところで随分と余裕がでてきました。
「あ――ん。――こと――だよ!」
根が貧弱で臆病で暴力的行為にはまったく弱い僕は軽い恐慌状態です。
――どういう――ことだ?
僕は何かしましたか?
お隣さんにご迷惑をおかけするようなことは一切しておりません。
神に誓って、僕など下等な存在がそのようなことをすることはありません。
――ひぃぃ。
叫び声をあげそうになったときでした。
「――さい」
ひどく聞き取り難かったのですがそれは確かに女性の声でした。
続いてまたあの悪罵が聞こえました。
「――てんじゃねぇよ!」
どうやら男女が揉めているようです。
痴話喧嘩か何かでしょうか。
それとも、ただのサディストでしょうか。
とりあえずその怒りの矛先が僕ではないということがわかったので一安心です。
わかったところで随分と余裕がでてきました。
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Author:壱零八式
*about*
基本的にグダグダとした日記、及び、雑文を書いております。
物思うこともありますので、色々と書いております。
コメントなどお気軽にどうぞ。
雑文コーナーのお題なんかも頂戴したいと考えております。
三題噺「傘」「線路」「獣」のようなワードを元にして雑文を書いてみたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
詳しくはこちら『お題をください。』にて確認して頂ければ幸いです。
また、メールフォームも設置しておりますので、そちらから連絡してくださってもけっこうです。
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